生活科で、秋のもので工作をしようと思ったのだけど、秋の実りを学校の周りで集めようにも簡単に行ける範囲に取りに行けるところがない。仕方がないので朝方から小金井公園に行ってどんぐりや枝、木の実を拾いに行った。プラタナスの実やマテバシイスダジイの実などを大量に拾ってくる。ついでに工作の土台になりそうな枝も拾ってくる。どんぐりを拾っていたら、学生時代に食べるものが尽きてマテバシイの実を拾って煎って食べたことを思い出した。あれは美味しかった。酒のつまみには最高だ(食べ物はなくてもなぜか酒はあったのだ)。
 みっしりと落ちた葉を踏みしめると、昨日の雨でしっとりとして、すごくふわふわしていた。足に伝わる感触が気持ちよくて、何をするでもなくあっちこっち歩いてみた。ぱきぱきと折れる枝の音、乾いた葉を踏むさくさくと小気味のいい音。なんという解放感。やはり自然の近くにいたほうがずっと心休まるのだ。そういえば最近、奥多摩に行ってないなあ。本格的に冬になる前に行っておきたいものだ。
 集めた枝をセブンに積載し、学校へと出勤。セブンでもそのくらいはのるのだ。しかし奇妙な構図だ。助手席に大量の枯れ枝を搭載したセブン。しばかりにでも行っていたのですか?ってなもんだ。全く関係ないが、警備のおっちゃんにセブンがすごい受けていた。