ザリガニ

 学校のビオトープにザリガニを放した莫迦がいたようで、大量繁殖していた。三日間で200匹以上を捕獲。5匹ずつ小さな入れ物に入れてもすごい数の入れ物が重なりあい、職員室がにわかにザリガニマンションと化して、しかも臭い。ビオトープにはまだザリガニがいるのだが、さすがに大量捕獲から生き延びただけあってかなり用心深く、ちょっとやそっとでは取れなくなってきている。ペットボトルでワナを仕掛けたらさらに数匹取れたが、それでもなかなか引っかからないのが癪だ。いろいろ知恵を絞ったり、捕まえたザリガニの世話をしていたら、保健の先生から「ザリガニ王子」と呼ばれた。それは嬉しくない。