続・祭り

 今日はH野さんのところによって、新しく手に入れたセニアカーを見せてもらった。V8・3900ccのセニアカーだから卑怯だ。久しぶりに会う大崎師匠と奥方にお会いすることができた。そしてその愛らしいお子にも初めてご挨拶。
奥さん「大きくなったらゆーじさんにお嫁に貰ってもらおうね〜」
H野氏「年の差は22歳までが限度かな」←具体的な数字が超リアル(^_^;)。
 セニアカー見学もそこそこに職場へと向かう。今日は祭りの二日目で、駅前から山車と神輿がでるのだ。駅につくとちょうど出発しようかというところ。教え子達もそこかしこにいて、いざ出陣というところだ。しかし他の見覚えのある町会の人たちがいない。どうも駅前以外にもたくさん神輿が出ているようだ。でも今日は運動会のダンスをつめて考えなくてはいけないので、あちこちまわっている余裕はない。何枚か子どもの写真を撮ると、学校に向かう。
 学校では学年の相棒が畑の土を作ってくれていた。一方僕はダンスを考える。踊る、考える、踊る、考える……スゲー疲れた。ダンスのリズムが早いので、とても子どもたちは踊れそうにない。音源をいじるソフトを使ってテンポを遅くしないといけない。今のペースでは、大人の僕が息が切れて死にそうだ(^_^;)。それでも何とかダンスは計画できた。明日から指導に入らなきゃ。
 帰り道、スーパーで花を買って帰る。納車祝いにと思ってH野氏に花をあげたのだけど、そのリンドウがきれいだったので教室にも飾ろうと思う。リンドウの花言葉は「あなたの悲しみに寄りそう」だ。誰かが悲しんでいる時に、誰かがそばにいられるクラスでいたらいいなあと思う。
 花を買った時のレジで、レジを打ちながらおばさんが花を見ながら「コスモスとリンドウなんて、まさしく秋ねぇ」といって微笑んだ。本当に花がきれい、という感じの笑顔に僕も嬉しくなる。これが客におもねるような笑いだったらその嘘っぽい臭いにいやな感じがしただろうけど、そのおばさんは本当に花の美しさに笑顔が出てきたようだった。
 心からの言葉には、人は共感できる。嘘っぽい言葉はちゃんとその臭いをかぎとるようにできている。ましてや子どもはそういったことに敏感だ。僕自身が嘘のない言葉で話さないと、子どもにそっぽを向かれるよな、と思う。