気候の移り変わり

 昨日は研究授業だった。いつもはない水曜日の5時間授業、多くの参観者、なにより厳しい残暑の日差しの中で、子どもたちはよくがんばって集中していた。今朝、うちの学級の子が、参観していた先生に対して「来てくれてありがとうございました」と礼を言ったという。礼を言われた先生は感動していた。情緒的に大変なところのある子だっただけに、この成長ぶりは本当にうれしい。
 しかし……昨日のあまりの暑さには参った。自分の体から物凄い量の汗が出て、子どものプリントにポタポタたれるのには閉口した。帰り際に抱きついてきた子どもが「先生、びしょぬれだよ」と逃げ出したほどだ(^_^;)。しかし、その残暑も昨日までなのかもしれない。今日は日差しこそあれど涼しく、非常に過ごしやすかった。残暑の厳しい季節から、一気に秋の空気になったようだった。おかげで運動会の練習がしやすくなって助かる。昨日までの暑さが続くようではなにより子どもの体力が持たないところだった。
 今日は放課後、応援団の練習だ。「おまえたちは全校600人のうち代表として進んでやってきたんだ!後ろにいる全員が憧れる応援団になるにはどうしたらいい!誰よりも美しく立て!誰よりも美しく座れ!」と握り拳に血がにじむほどグーを作って叫んできた(^_^)。やっぱり応援団はバカで熱くなきゃなあ。片方の団長はバカになれる素質があるが、もう片方はまだ気恥ずかしさが抜けないところがある。気恥ずかしさをどうやってバカパワーに変えていくかがその子の課題だろう。でも子どもたちはしっかり応えてくれる。終始熱く語って子どもたちと関わるのは応援団の醍醐味だ。