心障学級視察

 今日は開校記念日。なので勤務校の近所の心身障害児学級に見学に行った。3ヶ月……たった3ヶ月障害児教育から離れていただけなのに、なんだか大切なものを忘れつつあったことに気がついたような感じだった。見学者であることも忘れてつい子どもに近寄り、担任に「いいですか?」とアイコンタクトを取りながら子どもの指導を手伝わせてもらった。数の指導をタイルを使って確認しながらやる。プリントに丸をつけたときの屈託のない笑顔。真っすぐな瞳に射ぬかれたような気持ちがした。ほんの2時間ばかり一緒にいただけの子どもたちが、目の裏に焼き付いて離れない。ああ、僕はやはり心身障害児教育に心魅かれているんだ。