冬休み

 久しぶりに本格的にジックリ休んだ休日だった。体力もほぼ回復し、フル充電とまでは行かなくてもほぼ完調だ。しかしまあ、ちょっと出歩くとすぐ疲れる感じだ。無理は禁物か。昨日は電車に乗ったら、前任校の保護者と子どもに会った。驚く子どもの顔がかわいい。3年生になった男の子が、嬉しそうに話しかけてきた。
「ゆーじ先生、学級のみんなは元気にすごしてますわよ」
……なんで君、突然オネエ言葉なの(^_^)。
 午前中に用事が終わった後、学校に行った。家にあるキャノンのプリンタがどうもインク残量検知がうまくなくて、いつも十数枚にも及ぶ失敗プリントをしてしまうので、学校にあるエプソンのプリンタで年賀状を印刷しようと思ったのだ。結果としてはミスフィードがあったりして、数枚の失敗印刷が出たのだが、まあ想定の範囲内だ。昨年のキャノンプリンタでのイライラ感に比べると数段まし。それにしてもキャノンのプリンタはAirMacでも印刷ミスをしやすいし、いまいち使い勝手が悪い。エプソンだとそんなこと起こらないのに、不思議だ。
 子どもに出す年賀状は、今まで取り貯めた写真から一人一人いいものを選び出して印刷する。当然1人ずつ違う年賀状ができ上がる。写真さえ撮り貯めておけば簡単にできるし、写真選びの時間も楽しく、保護者の受けもいい。いいことずくめのちょっとしたデジカメ活用術だ。デジカメで子どもの作品とか、絵とか評価用のものも撮っているし、教科書や副読本の挿し絵とかもデジカメで撮っているので一概に枚数だけで言えないが、だいたい今までで3000枚弱取っているかな。500枚位は資料としても、2500枚くらいは子どもの写真があると思う。そんなにとってどうすんの?と思うかも知れないが、好きなんだよね、写真撮るのが。子どものいい顔が取れるとただただ嬉しい。学期末にアルバムとしてまとめて保護者にCDで焼いて渡す予定。
 年賀状印刷の仕事を機械にさせている間、教室に行って掃除をしていた。机を下げて思ったのは、あり得ないぐらいゴミが多いということ。基本的に終業式しかないし、前日に掃除もしているのにこのゴミの量は異常だ……と考えていたらふと思い当たった。こいつら、道具箱の整理をした時に、中のゴミを床にばらまいたな!
 道理でどんぐりとか、消しゴムのかすとか、ティッシュとかのゴミが多いはずだ。まだ公共の場所を汚してはいけないとか、周りを含めてきれいにすごすとかの感覚がないのだなあと思った。この動きは予想しておいて、朝に一言釘を刺しておくべきだったと反省。机と椅子の脚についたゴミをこそげ落としながら掃除をしていたら、結局2時間近く掃除している勘定になった。しかもまだ全部終わってないし(^_^)。
 結局年賀状印刷も全部は終わらず、8時になったので帰ることにした。俺って学校好きだなあ。休みは子どもに会えないからつまらん。やっぱり子どもと一緒にいる時こそが至福だなあと感じる今日この頃。そう言えば夏休みに入る時に先生と別れるのが悲しくて泣いてしまった女の子は、今回は笑顔で帰っていった。帰り際ムギュッと抱きついてきたので、「今回は泣かないの?」と聞いたら「うん、大丈夫」と言っていた。成長したのう。
 今年は27日に札幌に里帰り。26日にはすし屋にお礼のあいさつに行こうかな。御会式の時にはいろいろお世話になって、実に充実した祭ライフをすごさせてもらったからなあ。