節分

yuhji2007-02-03

 午前中は前任校の参観日。展覧会と一緒の開催なので、期待して行ってみた。ちょうど休み時間で子どもたちが遊んでいた。6年生の子たちは秋の運動会で見た時よりもぐっと成長していて、僕の顔を見ると3人ともはにかんだような笑顔で迎えてくれた。
 昨年担任していた3年生のチビ達の姿を探すと、かたまって遊んでいるのが見えた。「おーい」と声をかけると、みんな「ゆーじ先生だ!」とぱっと笑顔になり、クモの子を散らすように逃げて行った(……あれ?)。2年生になった女の子は、後ずさって一定の距離を保ち「もう休み時間が終わるから、教室に戻らなきゃいけないのッ!」と眉間にしわを寄せて逃げて行った(^_^;;;;)。まあ、何はともあれ、皆元気で授業を受けていてよかった。子どもたちの成長を見るのがやはり一番嬉しい。
 午後からは、現任校の近くで鬼子母神の豆まきがあるので行ってみた。子どもたちもたくさんきていて、すごい人のもみ合いだった。台から豆をまくのだけど、行司の木村庄之助唐十郎などの有名人もきていた。大変な人手だったけど、それでも人は年々減っているらしい。
 昔は柏原芳恵とか少年隊とかも豆まきに来ていたらしい。ある保護者が学生の頃、やってきていた少年隊にむかって駄菓子屋で買ったスモモを投げつけて遊んでいたという話を聞いて思わず笑ってしまった。
 いざ豆まきが始まってみると、ものすごい人手で前の方にはさっぱり行けない。子どもと一緒に突撃してみたが、3回ある豆まきのうちあと少しのところまで行ったのだが取れなかった……。残念。前の方に陣取っていたうちのクラスの男どもは、ビニール袋いっぱいに豆の袋を持っていた。おまえら、取ったら後ろに下がらんか!とはいえ、僕もそいつらから豆をもらったんだけど。
 終わったあとは鬼子母神で子どもたちの健康を願う。隣のクラスの保護者に出会って、「先生、ほんとお祭りごとには必ず来ていますね」とあきれられていた(^_^;)。