地域パトロール

 うちの保護者が陶芸をしていて、自宅で個展をやるということだったので見に行くことにした。途中ですし屋で昼飯。ここも保護者のところだ。運動会の話とか宿題の話に花を咲かせつつちらし寿司を食べる。うまし。お母さんは僕と同年代で、バイファムの話題とかで盛り上がれちゃう人だ(^_^)。モンゴル800栗コーダーカルテットの話題で盛り上がり、CDをかしてもらうことに。栗コーダーカルテットは、あの「ピタゴラスイッチ」のオープニングテーマで有名だ。いろいろなインストがあったので、ビデオを作る時のBGMに使えそうだ。
 「先生、算数ドリルの宿題を答えを見ながらやってるんですけど……」とお母さんが困り顔で相談してきたが、「ほっといていいよ」と言っといた。そういうズルは、だんだんアホらしくてやらなくなるものだ。こんどは自分で答え合わせさせるようにしよう。そしたら答えを見ながらやることがもっとアホらしくなるもんね。
 思ったよりいろいろ話して時間を過ごしてしまったので、陶芸の個展へと向かう。ここの家は古い民家を自力でごっそりリフォームしてしまうという荒業で、おしゃれなお家に改造してしまっている。現代的なデザインの内装と端々に見られる古い民家の味わいが混在していて素敵だ。椀や花瓶など以外にも、大小さまざまな板皿やブロックなどの作品が多いのが面白かった。娘っ子たちの手作り作品のコーナーもあるのがかわいい。毛糸で作った羊の人形がたくさんあった。サイケな色使いで宇宙人にしか見えないものも混在しているが。
 で、お父さんに教室で使う一輪挿しを作ってほしいと依頼。今使っている竹筒の一輪挿しは前の学校の総合的な学習で作ったものだ。子どもと一緒に近所の農家に竹を分けにもらいに行ったり、ごりごり切ったりして作った思い出の品でもある。しかしまあ、長い間使っているので底が少しずつ腐ってきているし、小さな裂け目も見られる。いつか壊れてしまいそうなので新しいものをお願いしたというわけだ。展覧会の予定があるのですぐにはできないということだったが、楽しみ楽しみ。
 話しているうちに、どうもお母さん昔は117クーペを転がしていたらしい。おもしれー。この前話したお母さんは昔バイクのメカニックの経験があって、そろそろハーレーに乗ってみたいとか言っていたし。お母さんたち面白いなあ。