道徳授業地区公開講座

 8年前からだっけ、東京都で道徳の授業をしましょうという「道徳授業地区公開講座」というものが行われている。この名前はとにかく長いので嫌いだが、道徳の授業を気合いを入れてやる機会があるのは好きだ。年に一回ぐらいは、気合いを入れて、ギャラリーたっぷりで、派手にやるのは実に楽しい。ほとんどの先生方にはこの公開講座、面倒だ何だと評判が悪い。道徳屋としては数少ない活躍のしどころ(^_^;)だから、なくなったら僕としてはひじょーに困る。
 去年は赤ちゃんの写真を出して生命尊重でやったのだが、今年はモチモチの木を資料として、家族からの手紙と写真も使って家族愛をテーマとしてやった。土曜参観に加え、手紙と写真を集めたりしたので、かなりのギャラリーが集まった。同業者とやる研究授業よりもギャラリーの目は厳しいのですごい緊張する。でもそれがまた楽しい。写真をスキャンしたり、ムービーを作ったり、手紙をちまちま封筒に入れたりと細かい作業をひたすらこなし、同時に他の授業の支度をしていたらこの1週間ほぼ毎日14時間労働。しかし楽しかった。